おっさんハウスがおっさんハウスになる一方で、
それより古い90年代は新たな形で盛り上がってるようです。
凄い格好のお姉さんが回すこちらのミックスでは、
ベッタベタな90年代の歌寄りユーロダンスものをかけまくり。
こうなるともう、新しい。いわば、最新の90年代。
もうしばらくすると、WIN95が発売されるかも知れません。
おっさんハウス
最近、おっさんハウスがおっさんハウスに聞こえるようになりました。
日本語の形を成してない表記で恐縮ですが、
言葉にすると上記のようにしかならない感慨を、最近は抱いてます。
それだけ、新しい音が最近は増えてきたということなのかも知れません。
であれば、おっさんハウスはもう聞く気になれないのかと言えば、
そんなことはなくて、むしろ気持ち良かったりします。
自分もまたおっさんなのだと、しみじみ思う今日この頃です。
anu
TheLotRadioでのanuというDJの動画をよく見てます。
どういう人かよくわからないのですが、妙に和物が多くて、良い感じです。
あと、もっとどういう人かよくわからない人達が背後に溢れてて、
何らかの麺類を立ち食いしてる人がいたりするのも、良い感じです。
大瀧詠一とPファンク
全くわけがわからないのですが、
最近、大瀧詠一とPファンクが似てると思うようになりました。
共に75年前後にソリッドな傑作を出し、
以降はそのバリエーションを爆発させて周囲がバカテク伏魔殿と化し、
結局は経営的にも爆発したという。
片やライブに円盤を飛ばして爆発し、片や音頭で宇宙まで行き爆発という。
あるいは、これが70年代後半の雰囲気というものなんでしょうか。
わかるようなわからないような2023年
Plasmaticsの動画を探してると、
『太陽を盗んだ男』の長谷川和彦が監督した番組が何故か出てきて、
わかるようなわからないような気分になる、そんな2023年です。
Plasmaticsの爆破動画を見てると、
今度は確信的に現代的と思えて来たりする、そんな2023年です。
神あるいは無題。もしくは、無題という名の神。
Saultの多過ぎる新作、
ちょっと前までは『11』をよく聴いてたんですが、
最近は『Untitled(God)』をよく聴くようになりました。
ゴスペルの今日的解釈とでも言う感じの内容なんですが、
もうちょっと別のエモーションも感じられる辺が、非常に好きです。
また、明らかに最新型の音楽でありながら、
アルバムを通しで聴くとロッククラシック的な醍醐味があるのも、
非常に気に入ってます。
そして、やはり「Sault」をどう読むのかは、わからない・・・。
11
Saultの『11』をよく聴いてます。
Sault、作品を重ねるごとに難しい感じのものが増え、
以前よりは距離を感じてたんですが、今度のは好きです。
何作も同時に出してるうちの1作ですが、
原点回帰的なスカスカ加減で、ベースがやはり良い感じ。
スプリングエコーみたいな響きが付いてるのが、やっぱり好きです。
そして、未だに「Sault」をどう読むのかは、わからない・・・。
Maedon
HORというチャンネルでよくミックスを聴いてるんですが、
その中で時々、とんでもない音を出すMaedonという人がいます。
画面を注視すると、とんでもない格好でとんでもない動きをしてます。
で、音はミックスではなく完全にライブで、超ヘビー。凄い。
ディストーションが聴いた音も良いですが、
個人的にはダイレクトっぽい機材音が聴けるこのライブも好きです。
それにしても、Maedonは日本語でどう読むんでしょうか。
ディスコベースの起源
ビージーズから気づきを得て以来、
ディスコのオクターブベースは何処から来たのかが気になってました。
そして色々とあちこちを探ってる内に、
SILVER CONVENTIONの『GET UP AND BOOGIE』が、
かなり初期の「んぺっんぺっ」ではないかと思うようになりました。
MVは全くそんな風に見えないテイストですが、
ベースとドラムは確かに割といい音。
今後も、探索を続けようと思います。
ディスコとベースとビージーズと
最近、ビージーズの曲をたまたま聴いてる最中、
ベースが全然ディスコではないことに気が付きました。
ディスコのベースとは、オクターブの「んぺっんぺっ」のあれですね。
あれが、ビージーズの曲では全然入ってない。
最有名曲である『Stayin’ Alive』でも、ベースは実に渋く、
地味ながらも極めて堅実なラインを弾いてます。
ドラムがループであることが騒がれるようになったこの曲ですが、
もっと肝心な部分で凄くないか、と思いました。
凄くないかと思って他の曲も聴いてみると、
『You Should Be Dancing』でもやっぱりベースは堅実で渋い。
『Stayin’ Alive』のドラムの元音『Night Fever』も、
ベースはあくまでも堅実で渋い。
とろけるような『More Than A Woman』も、ベースは渋い。
私達はひょっとして、
ビージーズをしっかり見直さなくてはならないのではないか。
そんなことを思った次第です。
それと同時に、
ではあのディスコのオクターブベースは何処から来たのかが、
今度は凄く謎に思えてきます。
ビージーズは深い。そして、ディスコも深い。