ディスコベースの起源

ビージーズから気づきを得て以来、
ディスコのオクターブベースは何処から来たのかが気になってました。
そして色々とあちこちを探ってる内に、
SILVER CONVENTIONの『GET UP AND BOOGIE』が、
かなり初期の「んぺっんぺっ」ではないかと思うようになりました。
MVは全くそんな風に見えないテイストですが、
ベースとドラムは確かに割といい音。

今後も、探索を続けようと思います。

ディスコとベースとビージーズと

最近、ビージーズの曲をたまたま聴いてる最中、
ベースが全然ディスコではないことに気が付きました。
ディスコのベースとは、オクターブの「んぺっんぺっ」のあれですね。
あれが、ビージーズの曲では全然入ってない。
最有名曲である『Stayin’ Alive』でも、ベースは実に渋く、
地味ながらも極めて堅実なラインを弾いてます。
ドラムがループであることが騒がれるようになったこの曲ですが、
もっと肝心な部分で凄くないか、と思いました。

凄くないかと思って他の曲も聴いてみると、
『You Should Be Dancing』でもやっぱりベースは堅実で渋い。

『Stayin’ Alive』のドラムの元音『Night Fever』も、
ベースはあくまでも堅実で渋い。

とろけるような『More Than A Woman』も、ベースは渋い。

私達はひょっとして、
ビージーズをしっかり見直さなくてはならないのではないか。
そんなことを思った次第です。
それと同時に、
ではあのディスコのオクターブベースは何処から来たのかが、
今度は凄く謎に思えてきます。
ビージーズは深い。そして、ディスコも深い。

Saultのベースが好き

最近、面白くて新しい音楽は、ベースが奔放なような気がします。
しばらく前からのフライングロータスやサンダーキャット、
あとエイドリアン・ヤングとかも、奔放ですよね。
同じようにベースが自由に思えるのが、Sault。
カッコつけずにカタカナ表記にしたいんですが、読み方が未だにわからん。
音源を立て続けに出しまくって、どんどん洗練されていってるんですが、
私は一作目で聞ける荒っぽくて勘所を押さえたベースが、好きです。
スイートでありながら、パンキッシュなレゲエ的でもあるという。
強烈に日本人好みな気もするんですが、どうなんでしょう。

『Masterpiece』も好きですが、『Up All Night』も好き。
ダラダラっと強引に始まるところが、特に好きです。

足ベース

Paris Loves Vinylの動画、
ティミー・トーマスのライブ音源をかけてる辺も、好きです。
テクノの先駆みたいな『Why Can’t We Live Together』で知られる人ですが、
このライブ音源ではバンドにホーン隊まで付けて、大盛り上がり仕様。
でも、「ここにはベースが二人いるぞ」とか言いながら、
オルガンの足ベースでソロ弾いたりもしてて、良い感じになってます。

どこの音源なのかと思ったら、アフリカでのライブ盤なんですね。
それにしても、何でこんなに盛り上がってるんでしょう。

ティミー・トーマスの足ベースが観れる動画もありました。
多分、本当に弾いてる動画でしょう。牧師の説教感も、感じます。
全く説教に似つかわしくない女体が舞ってるのは、謎。