In A Silent Wayの日

今日は、マイルス・デイヴィス『In A Silent Way』が録音された日。
でも実際には、編集によってあの音響が生まれたようなアルバムなので、
録音日を記念しても、あまり意味がない気もしますが。
「In A Silent Wayの日」を制定するなら、やはり編集日でしょうか。
『Shhh』 をそっくりそのままA面冒頭&末尾の6分に使うことを、
プロデューサーで編集を担ったテオ・マセロが決断した日、とか。
そんな日付、わかるのかという話ですけど。

A面の『Shhh/Peaceful』、同じ音源を上手くシンクロさせると、
冒頭と末尾の同じ音源加減がはっきりわかって、楽しかったりします。
この無茶苦茶極まる編集を「いける」と判断した瞬間は、
確かに何かが生まれた瞬間なのかもしれません。

普通の『Bohemian Rhapsody』

プリンス『Head』のリアクション動画を上げてた姉さんが、
何故かクイーン『Bohemian Rhapsody』にもリアクションしてました。
内容は、至って普通というか、あまりにも普通過ぎというか。
むしろ、忘れかけてた初心のようなものを取り戻せる感じの出来です。
終了の頃にしばらく沈黙が続くあたりは、何か妙に感動しました。

「どうせオペラパートで爆笑とかするんだろ」と、
観る前には勘ぐっていた自分を、深く恥じた次第です。
そして、本丸を改めて観たら、やっぱり笑ってしまった・・・。

「何でこの人、裸なの?」

ディアンジェロ『Untitled』のリアクション動画がありました。
腹の底から歌い上げるというよりは、むしろ下腹部で歌うような映像に、
娘さんが「私にはまだ無理」という感じで驚いてらっしゃいます。
「何でこの人、裸なの?」みたいな違和感も感じられたようですが、
十二分にOlderな私にも、彼が裸になる理由はわかりません。

でも曲そのものは当然、名曲です。

君の隣に埋めてくれ

エイドリアン・ヤングの奔放なベース、
彼がプロデュースしたビラルの作品でも堪能できます。
この曲なんかは、ベースがベース以外の何かになってるという。
もっとも、プロデュースされてる側のビラルもまた、
「君の隣に埋めてくれ」と奔放なんですけど。

ザ・ルーツのTiny Desk Concertに客演してる時も、
ビラル、髪型がベジータ芸人みたいで奔放です。

消えたテイク26

というわけで、エイドリアン・ヤングのミックスも聴きましょう。
68年感が溢れるこちらのミックス、以前は始まってすぐのあたりで、
ビートルズ『Strawberry Fields Forever』のテイク26が、
かかってたと思うんですが、現在は消えてます。
権利問題なんでしょうか。あるいは、そもそもブートだからでしょうか。
それにしてもこのミックス、音楽と場所のギャップが異常過ぎ。

あ、『Strawberry Fields Forever』のテイク26、
今は公式でも聴けたんでしたっけ。

Saultのベースが好き

最近、面白くて新しい音楽は、ベースが奔放なような気がします。
しばらく前からのフライングロータスやサンダーキャット、
あとエイドリアン・ヤングとかも、奔放ですよね。
同じようにベースが自由に思えるのが、Sault。
カッコつけずにカタカナ表記にしたいんですが、読み方が未だにわからん。
音源を立て続けに出しまくって、どんどん洗練されていってるんですが、
私は一作目で聞ける荒っぽくて勘所を押さえたベースが、好きです。
スイートでありながら、パンキッシュなレゲエ的でもあるという。
強烈に日本人好みな気もするんですが、どうなんでしょう。

『Masterpiece』も好きですが、『Up All Night』も好き。
ダラダラっと強引に始まるところが、特に好きです。

初めてのHead

プリンスの『Head』を、
初めて聴いた人のリアクション動画がありました。
私は英語はよくわかりませんが、驚いてることは伝わりました。
オマガである、と。あまりに刺激的である、と。
ジャケットの異常性とタイトルの不穏さを組み合わせて勘案すると、
英語がわからない人間でも内容が想像できるもんなんですが、
やっぱり、驚く人は驚くものなんですね。
コメント欄に「Welcome to Prince.」とありましたが、
観てると私も同じような気持ちになりました。

ライブで観ると、ギターの凄さが凄過ぎるプリンス。
やっぱり、天才です。でも変態です。でも天才です。でも変態です。

Moon ShadowとMoonshadow

Paris Loves Vinylがかけてたラベル『Moon Shadow』、
私が利用してるSpotifyにないんですが、YouTubeにありました。
曲単独で聴いても、やっぱり素晴らしい。

元は、キャット・スティーブンスの曲『Moonshadow』。
もっともラベルの方は、公開処刑レベルで別次元に達してますけど。
いや、タイトルが『Moon Shadow』と『Moonshadow』と違うので、
本当に違う曲なのかも知れません。

足ベース

Paris Loves Vinylの動画、
ティミー・トーマスのライブ音源をかけてる辺も、好きです。
テクノの先駆みたいな『Why Can’t We Live Together』で知られる人ですが、
このライブ音源ではバンドにホーン隊まで付けて、大盛り上がり仕様。
でも、「ここにはベースが二人いるぞ」とか言いながら、
オルガンの足ベースでソロ弾いたりもしてて、良い感じになってます。

どこの音源なのかと思ったら、アフリカでのライブ盤なんですね。
それにしても、何でこんなに盛り上がってるんでしょう。

ティミー・トーマスの足ベースが観れる動画もありました。
多分、本当に弾いてる動画でしょう。牧師の説教感も、感じます。
全く説教に似つかわしくない女体が舞ってるのは、謎。

Love Paris Loves Vinyl

Paris Loves Vinylという、
グループなのか団体なのか不明な連中のミックスを、よく聴いてます。
といっても、聴くのはほぼこの動画だけなんですけど。
フランスだけど、ソウルやブラジルものがメインで、いい感じです。
Mellotronという、楽器なのか何なのか不明な箱も、ナイス。
ある意味、現在では最も難しいキャパ感があって、いい感じです。

ラベルの『Moon Shadow』がかかる辺が、特にナイス。
スタジオライブっぽい曲後半の感じを、この雰囲気で聞くと、
異常に至福感があるのは、何故なんでしょう。